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2006 FIFA ワールドカップドイツアジア地区 最終予選 グループB 日本代表 練習 ジーコ監督

(C)photo kishimoto


2006 FIFA ワールドカップドイツ
アジア地区 最終予選 グループB
日本代表 練習
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vol.254-1(2005年 6月 8日発行)
杉山 茂/スポーツプロデューサー


「携帯スポーツ」時代近づく?



岡崎 満義/ジャーナリスト
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「携帯スポーツ」時代近づく?
杉山 茂/スポーツプロデューサー)

 今さら、テレビとスポーツの“濃密な関係”を説くまでもないが、永遠・不滅の間柄と思われた両者の間に、「携帯」が割って入る時代が近づいて来たようだ。

 携帯電話でさまざまな情報を受け取れるなかで動画コンテンツとしてのスポーツは、以前から実用化されればヒット間違いなしと言われつづけていた。

 手間どったのは発信側に理由がある。映像の鮮明さ、音声(状況説明)の手段、映像権・・・。

 総てが解決したわけではないが、アメリカ最大の人気スポーツ・プロフットボール(NFL)が、早ければ06年シーズンから、このサービスを本格化しそうだ。

 この動きを加速させたのは、テレビスポーツ史上、企画力とその成功が伝説になりつつある「マンデナイト・フットボール」のケーブルテレビ権を、スポーツ専門テレビ局のESPNが、ABCから手に入れたことにある。ESPNとABCの関係は深く、驚くほどの事態ではないが、この権利のなかに「ESPNモバイル」を通じて、ハイライトの配信が含まれているのが明らかとなり、にわかに注目を集める取り引きとされた。

 ESPNは、NFLから携帯電話のマーケティング権を得たわけではないようだが、今後の展開は、「スポーツ映像ビジネス」に波紋を投じるのは間違いない。
  
 NFLに先んじて、全米プロバスケットボール(NBA)は、昨秋、携帯電話で試合ライブのサービスを試みたし、ベースボール(MLB)も“新分野”への進出に積極的である。

 携帯電話をのぞきつづけてスポーツを楽しむ人がどれだけいるか推測しかねるが、同時速報の魅力と手軽さは、テレビを脅かすものだろう。

 この波はやがて日本にも及ぶ。タイガースの攻撃だけを見たいファンには六甲おろしの着メロを送ったり、結び3番の取組みは柝(き)の音で知らせる・・・。

 現代的な便利さはあるが、競技のプロセスを楽しむというスポーツの見方が、ますます性急で、自己流のハイライト主義に流れてしまう心配がある。

 たっぷりとフットボールの味(あじ)をたんのうしてきた全米のフアンの反応が興味深い―。


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