プロフィール


 【パネリスト】

■杉山 茂 (スポーツプロデューサー)

 1936年生まれ。
 1959年にNHKにディレクターとして入局。スポーツ番組の企画、制作、取材にあたる。オリンピック制作夏冬12回。88〜92年スポーツ報道センター長。95〜98年長野冬季オリンピック放送機構マネージングディレクター。98年NHK退局、フリーのスポーツプロデューサーに。2000〜02年FIFAワールドカップ日本組織委員会放送業務局長。
 現在、テレビプロダクション「エキスプレス」プロデューサー、(財)アンチ・ドーピング機構理事など。(財)大崎企業スポーツ事業研究助成財団理事。『スポーツ・あ・い〜ブラウン管からみたスポーツ』(3〜96年度連載:日本体育協会「スポーツジャーナル」)で「ミズノ・スポーツライター賞」(95年度)を受賞。

○著書

「テレビスポーツ」(杉山茂&角川インタラクティブ・メディア)(角川書店・2003)
「スポーツの今日を刻む」(杉山茂・岡崎満義共編)(創文企画・2002)
「Sports Advantage」(メールマガジン http://www.sportsnetwork.co.jp/ 編集主幹)

 【パネリスト】

■ジャック K.坂崎 (J.坂崎マーケティング株式会社代表取締役)

 1946年熊本生まれ。
 1957年10才の時に家族とアメリカ・カリフォルニアに移住。
 1971年カリフォルニア大学バークレー校を卒業。 設計事務所、一般企業を経て、インターナショナル・マネージメント・グループ(IMG)に入社。マーケティングを担当し、ゴルフのアーノルド・パーマー、テニスのビヨン・ボルグ等と交流。2年後、ビデオ・プロモーション・グループ国際部長の職を得て、ゴルフのマスターズを始めとする海外でのビッグイベントを日本でテレビ放映させることに従事。 
 1977年、それまでの経験をもとに独立し、1978年、株式会社ウエスト・ナリー・ジャパンを設立。1987年、社名をJ.坂崎マーケティング株式会社と変更し、現在に至る。
 独立後手がけた主なイベントは、NECフェデレーションカップ、NECデビスカップ、トヨタカップ、陸上世界選手権、KDDワールドカップラグビー、日米オールスター野球、サッカーW杯アジア最終予選のマーケティング、長野冬季五輪公式スポンサーIBMのマーケティング等、国内外を問わず多数あり。

○著書

「フェアプレイ ワールドカップを売った日系人」(日系BP社・1998)
「ワールドカップ 巨大ビジネスの裏側」 (角川書店・2002)

 【パネリスト】

■佐藤貞二 (TBSスポーツ 制作本部情報センター長)

 1948年8月15日、札幌生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒。
 1971年、株式会社東京放送入社(ラジオ営業部配属)
 1977年、報道局運動部配属。「スポーツデスク」巨人軍担当記者を務めた後、具志堅用高世界タイトル戦の中継をはじめとし、野球・ゴルフ・フィギュアスケートの中継ディレクター・プロデューサーを務める。スポーツのビジネス化にともないライツ企画渉外部長をキャリア。
 2000年から民放連・オリンピック放送等特別委員会制作部会幹事として「2002日韓W杯サッカー」の放送実施に務める。
 現在、アテネ五輪JC制作準備に向け同任務にあたる。



 【コーディネーター】

■宮嶋泰子 (テレビ朝日報道ステーションリポーター兼ディレクター)

 1977年、早稲田大学第一文学部フランス語学科を卒業後、テレビ朝日にアナウンサーとして入社、スポーツを担当して現在に至る。
 モスクワオリンピックからソルトレークまで11回のオリンピック大会を取材。スポーツ中継では1979年から20年に渡りシンクロ、体操、新体操、飛込み、フィギュアスケート、マラソンなどの実況放送を担当。
 1987年からは「ニュースステーション」のスポーツ特集のディレクター兼リポーターとして活躍中。中田久美、橋本聖子、溝口和洋、黒岩彰、有森裕子をはじめとし、トップアスリートの、長期取材を手がけ、テレビのスポーツ番組の新しいジャンルを開拓する。選手が臨む大会の舞台裏、トレーニングのプロセスを通して選手の人間性を浮き彫りにした映像づくりを心がけてきた。
 1995年以降はニュースステーションと並行して、1時間番組や1時間半番組の制作も行い、塚原直也のアトランタまでの過程や、鹿児島の小学4年生の遠泳の記録などトップアスリートと底辺スポーツの両面から番組づくりを行う。
 積極的に障害者のスポーツにも目を向け、バルセロナ、アトランタ、長野ではパラリンピックの番組も制作。特に長野ではオリンピックとパラリンピックの二つの大会を比較しながら取材する。『風を見た・長野パラリンピック10日間の出会い』(サンデープレゼント)では、これまでにない新しい視点で障害者スポーツの表情を伝えている。最近のニュースステーションでは、シンクロデュエット、末続慎吾、岡崎朋美、武田豊樹、杉山愛、他トップアスリートの引退後を考える特集や子供たちのスポーツ環境を考える番組を制作している。
 1992年度SJ賞<日本女性放送者懇談会賞>受賞。

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