主催:公益財団法人 ミズノスポーツ振興財団
選考:ミズノ スポーツライター賞選考委員会
■2018年度 第29回 ミズノスポーツライター賞
[ 主 旨 ]
ボールひとつで世界中の人々を熱狂させるサッカーW杯とウィンブルドン・テニスが終わりました。この間、日本列島は記録にない猛暑、酷暑、熱波に見舞われています。近年のこうした異常気象の頻発は地球温暖化の影響に他ならず、スポーツ活動やその環境にも厳しい影響を及ぼしています。
そんな中、スポーツはどんな状況にあっても、子どもたち若者たちが夢をふくらませ、それを叶えられる場として、新たな価値の創造を常に求められています。
さて、スポーツをテーマに「書く」ということは、スポーツの世界で起きるさまざまな事象を、読む人の心にいきいきと甦らせることのできる高度の娯楽性を基盤に置きつつ、客観的な報道性(記録性)と時流に迎合しない批評性を併せ持った文章によって、人々にスポーツの真の価値を伝えることです。それはスポーツの文化性をより高めるために必須の営みだと言えます。
今年度で創設29周年を迎える「ミズノ スポーツライター賞」は、「スポーツを書く」スポーツライターの業績を顕彰する賞として、その使命はいよいよ大きなものとなってきています。本年も21世紀のスポーツ界とスポーツ文化のさらなる発展に寄与することを目的として、スポーツ報道とスポーツ・ノンフィクションに関する優秀な作品を広く公募いたします。
[ 対象領域 ]
【2018年1月1日~12月31日】に発行・出版・発表されたもので、主として新聞・雑誌・単行本等に掲載された個人もしくはグループで書かれたスポーツ報道、スポーツ評論、スポーツノンフィクション、など。ただし、インターネット上のウエブサイトなどで発表されたもの、社内報や広報誌等一般に販売されていないもの、一般の者が入手不可能な機関誌的なもの、翻訳書や専門学術書・誌、研究紀要等に掲載されたいわゆる学術論文はこの対象からは除く。
[ 表彰内容 ]
★最優秀作品 1本 (トロフィー / 賞金100万円)
☆優秀作品 2本 (トロフィー / 賞金 50万円)
[選考委員]
委員長 | 河野 通和 | (株)ほぼ日「ほぼ日の学校長」、『中央公論』『婦人公論』『考える人』元編集長 |
委 員 | 上治 丈太郎 | (公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会参与 |
杉山 茂 | スポーツプロデューサー/元NHKスポーツ報道センター長 | |
ヨーコ ゼッタ-ランド | (公財)日本スポーツ協会常務理事/スポーツキャスター | |
高橋 三千綱 | 芥川賞作家 | |
水野 英人 | (公財)ミズノスポーツ振興財団副会長 |
※敬称略・順不同
[ 応募要領 ]
作品の主旨および筆者名(担当記者)あるいは担当班とそのメンバー名、連絡先を記載の上、新聞・雑誌は作品の原紙1部+コピー3セット(A4サイズ/必要に応じて他サイズも可)、書籍は3冊を同封の上、お送り下さい。応募に際しご不明な点がございましたら選考事務局までお問合せください。
※郵送等、直接の持ち込み以外の方法で応募のこと。
※公益財団法人 ミズノスポーツ振興財団の募集要項を優先します。
●締め切り(必着):2019年1月7日(月)
●発 表 :2017年3月6日(水)・・・予定
●表彰式 :2017年4月23日(火)・・・予定
【お問い合せ先・送付先】
「ミズノ スポーツライター賞」選考事務局
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-16-17 代々木フラット401 スポーツデザイン研究所内
TEL:03(3377)4858 / FAX:03(3377)5028
お問合せメール:こちら
■2017年度第28回 受賞作品
■最優秀賞(トロフィー、副賞100万円)
該当作品なし
■優秀賞(トロフィー / 賞金 50万円)
中南米野球はなぜ強いのか――ドミニカ、キュラソー、キューバ、ベネズエラ、MLB、そして日本
中島 大輔(なかじま だいすけ)(発行:亜紀書房)
■優秀賞 (トロフィー、副賞50万円)
神は背番号に宿る
佐々木 健一(ささき けんいち)(発行:新潮社)
●詳しくはこちらをご覧ください-受賞作品集
:http://sportsnetwork.co.jp/mizuno/mizuno.html