【フィギュアスケート・世界選手権(スウェーデン・イエーテボリ)】 | ||
世界が逃げた!高橋、ジャンプでまさかの転倒 22日閉幕した、スェーデン・イエーテボリで開かれているフィギュア世界選手権で、同日、男子フリーが行なわれ、高橋大輔(関大)は、ショートプログラム(SP)3位から逆転を狙ったが振るわず4位に、日本男子初の金メダルには届かなかった。 高橋はフリーでは果敢に攻めたが、今季、安定感を誇ってきたジャンプは緊張のあまりか4回転で2度転倒、3回転でも手をついた。今季、高橋はニコライ・モロゾフ・コーチのもと技術もプログラムも高度化をはかり完璧になまでに完成度を上げた。また、今大会は周到な計画でメダル採りに取り組んだ。現地には時差調整をかねて早目の約1週間前に入り、直前の合宿もオランダで行なってきた。しかし、それが裏目に「集中するのが難しかった」と高橋、昨季、無心でつかんだ銀メダルが却って重圧になって緊張感が高くなりすぎた、ということもいえる。 | ||
ショート・プログラム | フリー | |
優勝はカナダのバトルが初の栄冠を手にした。SPの首位のバトルは自由でも安定したすべりと確実なジャンプでトップ、エルビス・ストイコ(97年)以来、12年ぶりの男子世界王者となった。 | ||
Jeffrey Buttle(CAN) | 1位 | |
Johnny WEIR (USA、3位) Jeffrey BUTTLE (CAN、1位) Brian JOUBERT (SUI) (2位) | ||
日本選手 | ||
男子ショートプログラム 南里康晴 | 男子ショートプログラム 小塚崇彦 | |
フォト: | ||
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