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第74回全日本スピードスケート選手権大会 女子1500m 田畑真紀

(C)photo kishimoto

第74回全日本
スピードスケート選手権大会
女子1500m
田畑真紀

 

SPORTS IMPACT
  オリジナルGALLERY
(C)photo kishimoto
vol.283-1(2005年12月28日発行)
葉山 洋/マーケティング
・コンサルタント

2005年スポーツマーケティング10大ニュース

杉山 茂/スポーツプロデューサー
  〜2005年スポーツマーケティング10大ニュース〜
岡崎 満義/ジャーナリスト
  〜おみごと! 福原愛選手の中国語〜
滝口 隆司/毎日新聞運動部記者
  〜迷路から抜け出せない企業スポーツ〜
谷口 源太郎/スポーツジャーナリスト
  〜大学スポーツの荒廃〜
大坪 正則/帝京大学経済学部教授
  〜東京ヤクルトスワローズ〜
市川 一夫/スポーツライター
  〜グランドの芝生化促進が進まない理由〜
   −何が阻害しているか?−

成田 重行/東北福祉大学特任教授
  〜明るい元気なニッポンづくり〜
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2005年スポーツマーケティング10大ニュース
(葉山 洋/マーケティング・コンサルタント)

 大型のスポーツイベントが少なかった2005年は、来年以降へのブリッジとなる一年だったかもしれない。スポーツはますますグローバルなコンテンツに成長し、私たちを楽しませてくれるとともに、世界を繋いでくれている。未来への期待感とともに、今年のスポーツ10大ニュースをマーケティング視点で選択してみた。

第1位 サッカー日本代表 2006FIFAワールドカップ出場決定
 高額な放映権や協賛企業のプロモーション企画も、日本代表の活躍と国民的期待があってこそ、である。軒並み高視聴率を記録したアジア予選を勝ち抜き、12月には対戦相手も決定。ワールドカップ関連ビジネスは、来年度の広告・メディア業界の業績を左右するほどのインパクトを持つだろう。

第2位 千葉ロッテ・マリーンズ 圧巻の日本一
 球界再編の一年目、楽天は38勝97敗1分けの惨敗。巨人の人気は滑落し、ドル箱だった巨人戦の視聴率は5%に落ち込んだ。一方、セパ交流戦以来好調を持続した千葉ロッテがプレイオフ、日本シリーズを一気に制した。首都圏に育った地域密着型スポーツは、明るいプレーと斬新な応援スタイルでファンを引きつけた。

第3位 宮里藍 大活躍
 2月に南アフリカで行われたワールドカップゴルフでの優勝を皮切りに、宮里藍は一年を通して大活躍。横峰さくら、諸見里しのぶ等10代選手も好成績を残し、女子プロゴルフは視聴率好調、スポンサーも大喜びだ。藍ちゃんは米LPGAの予選会をトップで通過し、いよいよ来シーズンは本場での勝負に挑む。

第4位 朝青龍 無敵の7連覇 
 とにかく強い朝青龍。優勝争いが皆無であることが相撲人気の低下に拍車をかける。若手の台頭、ライバルの出現がなければ大相撲活性化への道は険しいかもしれない。

第5位 2012年のオリンピック開催都市にロンドン
 パリ、ニューヨーク、モスクワ、マドリードとの大都市の争いに勝利したのはロンドン。五輪による都市ブランディングを視野に、東京も2016年大会への立候補を表明。

第6位 女子フィギュア 大ブレイク
 安藤美姫、浅田真央。さらにベテランの活躍で女子フィギュアは歴史上最も活況を呈している。トリノに向け、テレビ各局やJOCスポンサーも期待感を膨らませる。

第7位 ディープインパクト 3冠達成
 皐月賞、ダービー、菊花賞の三冠を達成したディープインパクトは現役でいながら伝説となった。有馬記念は2着に終わったが、しっかりと期待に応えてくれる「国民の夢」だ。

第8位 高橋尚子 復活
 プロ宣言して小出監督からも独立したQちゃんが東京国際女子マラソンで復活優勝。10代の女性アスリートが活躍しても、Qちゃんの国民的人気は一向に衰えず。

第9位 体操ニッポン、再来か
 世界陸上、世界水泳と金メダルを逃した今年、メルボルンの世界体操の個人総合で冨田、水鳥がワンツーフィニッシュ。35年ぶりの快挙に北京五輪への期待が高まる。

第10位 ラグビーワールドカップ招致ならず
 何かと雑音が多かった日本ラグビー。スポーツに最も大切な結束が不十分で国民の支持が得られず。それが直接の理由ではないにしても、次に繋がらない残念な結果となった。

 まだまだ話題はつきませんが、こんなところでしょうか。

 2006年もまたワクワクする一年でありますように。


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