NECレディスは福嶋晃子が2連覇した。 それも霧で中断(2日目)するなど、大会としては進行の悪い内容だった。 テレビ(フジ)のみは、前日の模様を中継できたから、視聴率には支障はなかったものの、現場で観戦したものには辛いものだった。 「むしろテレビで見ていたほうがよく分かった」という軽井沢のリッチなゴルファーが語っていた。 例年、この季節は霧雨で、何も見えなくなる。 私も何度か、現地取材に出かけたが、晴れた日は一日もなかった。 傘を差しての取材だが、霧の中では、誰がショットしているのか、全く分からない。 しかもこの季節は、軽井沢のホテルがとれず、高崎駅前のビジネスホテルから毎日取材に出かけた。 これには弱った。 試合の内容は分からない、足の便は悪いで「なぜ、このお盆の時期に軽井沢なのだ」とプレス仲間も怒っていた。 どうも主催者側のトップが軽井沢の別荘に泊まっているから、とのことだが、それにしても「霧の大会」では何にもならない。 軽井沢にいてテレビ観戦とは、シャレにもならない。 いっそのこと、1週間ずらしたらどうだ、と提案したことがあるが、「このお盆休みの軽井沢は特別シーズン」との返事だった。
しかし、こうも霧の大会が続いては、満足なショットはできない。 見る人はチラホラ。 あげくのはては中断。 何も軽井沢でなくても良いと思うのだが、今ひとつ、コダワる理由が聞きたい。
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