今年もテレビの巨人戦線は苦戦しそうである。開幕の3連戦の初戦で日本テレビの平均視聴率(関東地区)が17.9%。去年より1.7%高かっただけで、「低い低い」と大騒ぎである。
当たり前である。日テレの野球中継が番組としてなってないからである。まず第一にアナウンサーが最悪である。あのカン高い声はなんだ。
テレビで野球を見るファンは、ビール片手かごろんと横になってのんびりしているものだ。そのときに耳をつんざくようなカン高い声でわめき散らすのは騒音公害である。
しゃべりすぎである。テレビが映しているのだから黙ってろ。野球は間があってこそおもしろいのだ。淡々としゃべって、間をおけ。引きずられて解説者までカン高い声でしゃべりづめだ。
解説者につまらぬ質問をするな。解説者も答えるな。「次は何を投げるでしょうかね」。見てりゃわかるだろ。「打ちますかね」。解説者は予想屋か。
アナは、くだくだ巨人選手の近況報告だか取材成果だか知らないが、飲み屋の談義みたいなネタをトクトクと披露するな。
巨人選手をヨイショするな。おもねるな。おべんちゃらをいうな。巨人選手がポテンヒットを打ったからといって、興奮してみせるな。
こういうアナが仕切っているから番組がつまらなくなるのだ。NHKは野球放送だけは、まあまあの線、にいっているからNHKを見て少しは勉強する必要がある。
CMが長すぎて1アウト2アウトが見られないこともしょっちゅうだ。しかも今年はまた尻切れをやるという。ふざけるな!
他にも文句はたくさんあるが、G+だかなんだか知らないが、そういう有料放送を見られないファンは、音声を消して地上波の画面を見ていることを知るべきである。
これらの日テレ欠陥野球中継の歴史は今に始まったことではない。アナについていえば、もともと悪い先輩が多かった。それでも視聴率が上がっていたのはチームに人気があったからだ。
ついでにカン高い声といえば、深夜に近い時間でTBSの筑紫哲也の番組に出ている元NHKのなんとかいう女子アナだかキャスターだかも、どうしてあんなにカン高い声を出すのだ。バカ丸出しだ。
久米のあとに始まった古舘とやらの番組も、何時だと思っているんだ。夜中にカン高い声でわめくな。この番組を若い人が見ているわけないだろ、見ているのは中年以上の大人だ。もっとしっとり、というか落ち着いた話し方をしたらどうなんだ。 |